蝉の声をBGMに、基準点測量しました

9月に入ったとはいえ、ジリジリと照りつける日差しを肌に感じつつ、今日は基準点測量。近くの木から、夏の終わりを惜しむかのような蝉の声がきこえます(笑)

土地家屋調査士が仕事で使う道具・機材は多種多様です。今日は、基準点測量で使用する「一素子(いっそし)プリズム」をご紹介。土地の形を測るとき、区画全体をグルっと回って測量の基準になる「点」をつくります。そのとき活躍するのが、この「一素子プリズム」です。

 

「一素子プリズム」は、測量機械から放たれたレーザー光を受け止め、はね返す。テニスの壁打ちの「壁」のような役割です。

そして測量機械から出た光の波長(光波)と、戻ってきた光波で、位置がわかります。

入ってきた光を「平行」に返すことができる…という優れた機能が「一素子プリズム」にはあります。人間の英知の結晶…ともいえますね。

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