大阪万博の「太陽の塔」や、「芸術は爆発だ」の名言で知られる岡本太郎。ボクの敬愛する芸術家だ。その作品の「尖り」具合に、魂が揺さぶられる。
だが実は、何かよくわからない。そこがよい。
そのフォルムが、自分の心に魅かれるかどうか。それがボクの基準だ。
絵の色彩…赤は血と炎を連想させる。突き刺さるような先端は、尖った生き方をしてた太郎の生命エネルギーなのか。
先日、ヒマワリを見てハッとした。これは、岡本太郎っぽい! 「これから何かやってやるぞ」的な、尖っている感じ。刺々しい近寄りがたさも。
どう生きるか。太郎は作品で問いかける。かつて「妥協する調和など卑しい」と公言した太郎の〝尖った生き方〟に共感。ヒマワリを目にして思う。